2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧
きずつけたり、きずつけられたり、すくわれたり、まもったり、それらを聴いたり、語ったりするでもなく、ただそこにあることの大切さを実感する日々のなかで、わたしが純粋にしたいとおもえることを、言語化しているだけ。中華料理屋さんのお冷は氷たっぷり…
白でも黒でもないことが多いせいで、色んなことの間でゆらされてしまうのかもしれない。どちらの味方にもなれないってほんのりと冷たいから深まらない。そういえば、自分のことを話していたときに「なんか、他人事みたいだね」って笑われたことがあった。ワ…
もっとちゃんとするね。と、ことばのうえではけついひょうめい。いつだって、じぶんとのやくそくすらまもれないのに。たよりなくてごめん。ひとりでちゃんとしたいのに。おしまい。では、かなしすぎるけつまつ。とはいえ、むしろ、あなたをふしあわせにしな…
ちいちゃなときにクラシックバレエを習っていたのだけれど、引っ越すことになって自然とやめてしまった。それなのに、おぼろげにも思い出せなかった先生の顔をすらすらと絵に描くことができたり、再会したときに思わずにっこりと笑ってしまったり。という、…
毎日歩いている道の最後の曲がり角に実っていたラズベリー。ひとつ食べてみると甘酸っぱくてみずみずしい。ちいさな種がプツプツと噛むたびに口のなかで弾けて、あのこのピアノを思い出す。緊張でペダルを踏む足が震えていた。それでも、わたしはちゃんと感…
マックのナゲットは5個入りでシェアして食べると物足りない。でもそのくらいがちょうどいい。そういうことってある気がする。終電までおしゃべりするファミレスも、毛先だけオレンジ色にひかる髪も、24枚撮りのフィルムも、ポストカードに書く手紙も、2週に1…
きれいな夕日を見たときも、かわいいワンピースを着たときも、ぬいぐるみをお風呂に入れたときも、あまいアイスクリイムを食べたときも、ラブレターを燃やしたときも、わたしの孤独はその歌声に救われてきた。愛のままを。はじめてライブで聴いたとき、学生…